インナードライ肌を改善するスキンケア方法!
自分でできる治し方
今回のテーマは、インナードライ肌を改善するスキンケア方法について!
原因は?自分でできる治し方は?
なんてお話です!
化粧品を切り替える時に、案外多いのがこんなご質問です。
「乾燥肌なのに、なぜかテカって困っています」
「インナードライ肌の改善法を教えてください」
乾燥でテカリがおさまらないから、化粧品を替えてみようとか。
インナードライ気味だから別の化粧品を使ってみようとか、そんなケースがとっても多いようですね。
そこでそこで、このページでは!
インナードライ肌を改善するスキンケア対策について、簡単にお話したいと思います。
4分ほどで、簡単に読めるかと思います。
どうぞ最後までお付き合いください!
インナードライ肌とは?原因は?治し方はあるの?
さてさてまずは、そもそもインナードライ肌とは?
本当の原因は何?自分でできる治し方はあるの?なんてお話から。
インナードライ肌とは、表面は皮脂でテカテカなのに、水分量が少なく、肌の内側が乾いている状態の肌の事。
(→インナードライ)
って言うよりも、本当のところは…
肌の水分量が少ないため、これ以上の水分蒸発を防ぐために、肌が一生懸命皮脂を分泌している状態のこと!
ぞくに言う、乾燥性脂性肌の事なんです。
(→乾燥性脂性肌)
ちなみに、自分がインナードライ肌かどうか分からない!
なんて方は、下記で自己診断してみてください。
ではではつぎに、インナードライの本当の原因は?なんてお話なんですが。
これは、肌の水分不足!つまり、乾燥なんですよね?
でも、実際にインナードライ状態に陥って肌がでテカテカになってしまうと、どうしても皮脂に目が行ってしまい、乾燥対策よりも皮脂対策に追われてしまいがちです。
その結果、「油紙で皮脂を拭き取る」「顔を良く洗う」という対策をされる方が多いんですよね?
でも、皮脂を拭き取ったり、洗顔の洗浄力をアップする行為は、どちらも肌の乾燥をヒドくする行為!
完全に逆効果なんです!
こういった逆効果のケアをやめて、適切なスキンケアをする!
それが、インナードライの治し方のカギになりそうですね?
インナードライ肌を改善するスキンケア方法!
っと、ここまで読んで頂ければお分かり頂けたと思うのですが・・・
インナードライを改善するスキンケアを簡単に言うと、
『皮脂対策をしないこと』
そして、『徹底した乾燥対策をする事』ですよね?
具体的には、7つのポイントがあります!
-
POINT!
- 油紙やティッシュなどで皮脂を拭き取らない
- 顔を良く洗ったり、洗顔回数を増やしたりしない
- 洗顔の際の水温を30〜35度のぬるま湯にする
- 洗顔料を洗浄力が弱く刺激が少ない物に変える
- メイクを落ちやすい物に切り替える
- 角質に水分をたっぷり入れてあげる
- オイルや保湿クリームの油膜でしっかりフタ
それぞれ、具体的に見ていきましょう!
皮脂対策をしない!
1,油紙やティッシュなどで皮脂を拭き取らない!
皮脂を油紙やティッシュで拭き取る行為は、肌からの水分蒸発を進行させるばかりか、繰り返すと、摩擦や擦過で肌を傷める事になり兼ねないので、おすすめ出来ません!
2,顔を良く洗ったり、洗顔回数を増やしたりしない!
顔を念入りに洗ったり、洗顔回数を増やすと、肌の乾燥を促進してしまいます。
また、合成界面活性剤入りの洗顔料を使っている場合は特に、角質の保水機能を下げてしまう傾向があります。
結果、さらに皮脂の分泌が増えてしまい、ますますインナードライがヒドくなるので、おすすめ出来ません。
徹底した乾燥対策をする!
3,洗顔の際の水温を30〜35度のぬるま湯にする
洗顔時の水温が高すぎると、洗顔時に肌の脂を抜き切ってしまいます。
これを繰り返してしまうと、肌の保水機能を下げてしまいますので、おすすめ出来ません。
洗顔時の水温は、温水プール程度で少しヒヤッと感じるぐらいの30〜35度に設定すると良いでしょう。
4,洗顔料を洗浄力が弱く刺激が少ない物に変える
洗浄力が強い洗顔料は、刺激が強く、細胞間脂質などを刺激して、角質の保水機能を下げてしまいます。
強いクレンジング→優しいクレンジング→洗顔石鹸という感じに、強い物から優しい物へと切り替えて行くと良いでしょう。
特に、合成界面活性剤であるクレンジングは、特に刺激が強く保水機能の著しい低下を招きます。
このため、当店ではメイクを落ちやすい物に切り替えて、石鹸の1回洗いでメイク落としと洗顔を済ませるようおすすめしております。
5,メイクを落ちやすい物に切り替える
落ちにくいメイクを使っていると、洗浄力が強いクレンジングを使用しなければいけなくなったり、洗い流す時にゴシゴシ擦る事になったり。
結局肌を酷使して、肌の保水力を下げてしまいます。
特にシリコン系の合成ポリマーを配合したメイクの場合、合成界面活性剤を使用した強いクレンジングを使用する事になってしまうので、さらの肌の保水機能の低下を招いてしまいます。
6,角質に水分をたっぷり入れてあげる
インナードライ自体が肌の水分不足のために皮脂過剰になっている状態ですから、角質にたっぷり水分を送り込んであげなければなりません。
当店の場合であれば、化粧水をたっぷり入れて、すかさず美容液で保護膜を張りながら潤いをキャッチ!という感じでしょうか?
7,オイルや保湿クリームの油膜でしっかりフタ
皮脂の過剰は、水分の蒸発を防ごうとして起こっている訳ですから、予め油膜でフタをしてしまえば、皮脂過剰は自然に収まります。
当店の場合であれば、化粧水と美容液が乾ききる前に、間髪入れず保湿クリームでしっかりフタ!
こうしてあげる事で、しっかりと潤いを角質の内側に閉じ込めてあげられます。
インナードライ肌のスキンケアの順番は?
ではではつぎに、インナードライ肌のスキンケアの順番について!
こちらは普通どおり、水分系のアイテムの後に、オイルや保湿クリームという感じでOKです。
角質にたっぷり水分を送り込んで、油分でしっかりフタをしてあげましょう!
-
インナードライ肌のスキンケアの順番
- 化粧水
- 美容液または美容オイル
- 保湿クリーム
それでも肌に乾きを感じたり、皮脂過剰が収まらず、インナードライの状態が続く場合は、洗顔からスキンケアまでの時間を縮めてあげてください!
なぜなら、洗顔や入浴をすると、肌から水分の蒸発を防いでいる皮脂膜やクリームの油膜も一緒に洗い流してしまうので、スゴイ勢いで肌から水分が抜け出てしまうからです。
ですので、入浴や洗顔の後に、間髪入れずにスキンケアを済ませてしまう事で、肌からの水分の蒸発を、少しでも防いであげましょう!
理想は、洗顔から1分以内に化粧水から始め、数分以内にクリームでピタッとフタ!まで終わらせる感じでしょうか?
インナードライを改善する食べ物や飲み物は?
最後に、インナードライ肌を改善する食べ物について!
インナードライの本当の原因は、肌の水分不足でしたよね?
ですので、インナーケアで、肌の水分量アップをサポートしてあげれば良さそうですね?
研究などの結果で、肌の水分量をあげることが分かっている食べ物は、次の7つです!
-
POINT!
- 人参(にんじん)
- アロエベラ
- 納豆
- 青魚
- 亜麻仁油・えごま油などのオメガ3脂肪酸系の油
- サケ・エビ・カニなどの赤い魚介類
- 肉類、魚類、卵、牛乳、ヨーグルトなど必須アミノ酸を多く含む食べ物
そしてじつは、水分補給もすごく大切!
最近の研究では、水分をしっかり摂ると肌の水分量が増えることがわかっています。
こまめな水分補給を心がけたいですね。
インナードライは化粧水のつけすぎや保湿しすぎにも注意!
さてさて、インナードライ肌を改善するスキンケア方法についてお話してきました。
皮脂に目を奪われて皮脂対策をせずに、しっかり保湿で乾燥対策!
そんな感じでスキンケアしてみてください!
1ヶ月程度で、かなり変わってくるかな?なんて思っています。
ただ1点だけ注意点として、あまり化粧水をつけすぎたり保湿しすぎないこと!
インナードライ肌の場合、化粧水が浸透しないケースも多いです。
さらに、化粧水のつけすぎや保湿しすぎは逆に肌を乾燥させ、インナードライがひどくなるケースもありますので。
この辺、もっと詳しく知りたい!なんて方は、下記も見てみてください!
動画での解説
この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。
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