シミが消える前兆?消える前濃くなるって本当?
顔のシミを自分で取る方法
シミが消える前兆?シミが消える前濃くなるのは好転反応?
ではでは、さっそく!
「シミが消える前兆で、シミが濃くなるって本当?」なんてことについて。
じつはコレ、本当なんです!
シミが消える前濃くなるのは、シミが薄くなる過程で起こる好転反応!
できてしまったシミの対策をしてると、けっこうあるあるなお話です。
肌の奥の方にあったメラニンが、順調にターンオーバーで排出されてくると…。
そう、肌の表面に押し出されて来ますよね?
その時に、表面に近いので、一時的にシミが濃く見えるようになるってことなんです。
濃くなった顔のシミを自分で取る方法はある?
ではでは、そんな風に浮いて濃くなった顔のシミを、自分で取る方法はあるのでしょうか?
正直言って、シミの場合は皮膚科の先生に相談する方がベター!なんてケースも多いですよね。
でも、ターンオーバーで順調に肌の表面にメラニンが浮き上がってきているシミなら別です!
シミのことをしっかり理解すれば、自分でできる事もけっこうあります。
そこでまずは!
シミを理解するために、シミの原因を考えてみましょう!
そもそもシミができる原因は?
そもそも、シミができるのはなぜなのでしょうか?
大きく分けると、紫外線や肌への刺激、ホルモンバランスや加齢、遺伝などの5つの原因があると言われています。
-
シミができる5つの原因
- 紫外線
- 肌への刺激
- ホルモンバランス
- 加齢
- 遺伝
この中で、ホルモンバランスや加齢、遺伝についてはスキンケアや自分での対策は難しそう。
それこそ、皮膚科に相談するケースですね?
そうなると、自分でコントロールできそうなのは次の2つ…
そう、紫外線と肌への刺激です!
-
自分で対策できるシミの原因
- 紫外線
- 肌への刺激
ではでは実際に、この紫外線と肌への刺激がシミとどう関係しているのでしょうか?
シミが出来るしくみを見ていきましょう!
紫外線と肌への刺激でシミができるしくみって?
紫外線などの強い刺激を肌が受けると、肌は自らを守る盾としてメラニン色素を作ります。
これが、いわゆる日焼けという状態ですよね?
CHECK!
メラニンとシミの関係!メラニンの働きや役割と紫外線
そして、肌への刺激が消えると、通常ならメラニンの生成は止まり、肌に残ったメラニンも徐々に排出されます。
ところが、肌が傷んでいたり体にトラブルがあると、メラニンの排出が上手く行かなくなったり、メラニンを作り続けてしまう事があります。
こうしてメラニン色素が沈着した状態が、シミという訳です!
簡単にまとめると、こんな感じでしょうか?
1. 肌が傷んでいる
↓
2. 紫外線が当たる
↓
3. メラニンの排出が上手く行かない
↓
4. メラニンの生成が止まらない
できてしまったシミ対策は?
こうやって見てくると、シミができる原因やしくみがハッキリ見えて来ました。
そう、肌の傷んでる部分に紫外線があたることですよね?
ではでは、そんな風にできてしまったシミの対策は?
自分で簡単にできるケアは、4つあります!
-
自分でできる4つのシミ対策
- 肌の傷んでる部分を保護&修復してあげる
- 紫外線対策をする
- メラニンの排出をスムーズにしてあげる
- メラニンの暴走を止める
ではでは、それぞれ詳しく見て行きましょう!
1,肌の傷んでる部分を保護&修復してあげる
肌の傷んでる部分は、油性のクリームを使った保護ケアが有効です。
乾燥や空気などから遮断してあげることで、角質の薄くなっているところや傷になっているところが、肌自身の力で修復されてきます。
角質が充分に育ったところで、化粧水や美容液を併用した保湿ケアに切り替えてあげると、さらに乾燥や傷みに強いみずみずしい肌になるでしょう。
2,紫外線対策
まずは、日傘や帽子、長袖の衣服や手袋などのアイテムを使って、紫外線対策がオススメです!
日焼け止めを使う際には、肌を傷めてしまっては元も子もないので、肌に負担が少ないアイテムを選ぶと良いでしょう。
紫外線吸収剤不使用のSPF15ぐらいのもので、ウォータープルーフでない(ノンシリコンの)ものを、こまめに塗り直す感じでお使い頂くと良いでしょう。
CHECK!
日焼け止めは塗らない方が良いの?塗ったほうが良いの?
3,メラニンの排出をスムーズにしてあげる
メラニンの排出には2つのルートがあります。
CHECK!
《参考》排出ルートから考えるメラニン沈着の理由
1つは、肌のターンオーバーで、徐々に肌表面に押し出され、最終的に、垢になって排出されるルート。
こちらはのルートでは、肌のターンオーバーを整えてあげる事がカギになります。
つまり、化粧水・美容液・クリームなどを使って丁寧に保湿ケアをして、角質の健康を保ちながら肌の水分量を増やしてあげる事で、メラニンの排出がスムーズになるという事。
CHECK!
《参考》シミ・そばかすは保湿で消えたり薄くなるって本当?
そして、メラニン排出の2つ目のルートは、肌の奥に沈んで、マクロファージに捕食されるルート!
メラニン色素はターンオーバーで徐々に肌の表面に押し上げられるのが普通ですが、肌の奥に沈んで行ってしまう場合があります。
これらの沈んだメラニンを、マクロファージが捕食して処理するのですが、免疫が下がりマクロファージに元気がなくなると、処理し切れずに肌にシミとなって残ってしまうケースがあります。
こちらのケースの対策としては、マクロファージを活性化させてあげる事!
それには、リポ多糖類(LPS)を多く含む玄米や海藻類、β1・3グルカンを多く含むキノコ類、ビタミンCなどを摂取すると良い事が分かっています。
4,メラニンの暴走を止める
メラニンの暴走の原因は、じつは「肌への度重なるダメージ」や「肌のトラウマ」です!
刺激があると、肌はメラニンを作って守ろうとするのですが。。。
度重なるダメージがあったり、ダメージが強すぎたりすると、刺激が消えてもメラニンの生成が止まらなくなってしまいます。
このメラニンの暴走状態を改善するには、「度重なるダメージ」を防ぎ、「肌のトラウマ」を解消してあげれば良い訳ですよね?
つまり、「肌への強い刺激や大量の紫外線を避け」、「肌をいたわりながら念入りに保湿ケア」してあげるという事!
CHECK!
【医師監修】メラニン生成とシミのメカニズム!生成を抑える対策は?
まとめ
この他にも!
体質改善とか食べ物とか、自分でできそうなことありそうですね?
「詳しく知りたい!」なーんて方はこちら!
ではでは!
「顔のシミを自分で取る方法」と「できてしまったシミ対策」簡単に整理しますねー。
皮膚科に頼るケースも多いけど、自分でできる対策もある!
肌の傷んでる部分に紫外線があたること!
1,肌の傷んでる部分を保護&修復してあげる
2,紫外線対策をする
3,メラニンの排出をスムーズにしてあげる
4,メラニンの暴走を止める
油性のクリームを使った保護ケアまたは保湿ケア
肌をなるべく傷めない方法で紫外線対策
保湿ケア&マクローファージを活性化する食事を摂る
たび重なる刺激を避ける
最後に、もっと「肌をいたわる気持ち」が大切!という感じでしょうか?
ではでは、次は!
オーガニックコスメって、シミに効くの?
そんなお話!
動画での解説
この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。
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