急に乾燥肌になった?顔が突然カサカサした時の5つの対策

急に乾燥肌になった?
顔が突然カサカサした時の5つの対策

今回のテーマは、急に乾燥肌になったり、顔が突然カサカサした時の対策について!

最近よくいただくのが、突然の乾燥肌についてのお問い合わせ。

「急に乾燥肌になった原因は?」

「急に顔がカサカサになった時の対策は?」

なんてご相談です!

いろいろ話を聞いて原因をさぐってみると、典型的な5つのパターンがあることが分かりました。

そこで今回は、その辺りについて簡単にまとめました!

肌美先生
肌美先生
スペシャリスト

4分ぐらいで、すぐに読めるかと思います。
どうぞ、最後までおつき合いくださいね!

急に乾燥肌になった?顔がカサカサの原因は?

急に乾燥肌になった?顔がカサカサの原因は?

ではでは、さっそく!

急に乾燥肌になったり、顔が突然カサカサしてしまった原因は、つぎの5つです!

    急に乾燥肌になった5つの原因
  1. 洗顔する時の水温が高過ぎる
  2. クレンジング + 石鹸洗顔のいわゆるダブル洗顔をしている
  3. 洗顔や入浴の後、スキンケアまでにかなり時間が空いている
  4. 化粧水や美容液は使うが、クリームは使わない
  5. クリームは使うけど、ベタ付きがイヤなので、ほんのチョットにしている

5つのうち、何個かが乾燥の原因になっていたり。

たった1個を改善してみたら、肌の乾燥も改善された!というケースも多かったです。

『ヤバッ!けっこう当てはまったかも?』

なんて方は、さっそく下の解説を見ながら、対策してみてください!

知美さん
知美さん
アシスタント

経験上!
かなりの確率で、乾燥肌が改善されると思いますよー。

突然の乾燥肌の5つの対策!

突然の乾燥肌の5つの対策!

ではでは、つぎは!

突然の乾燥肌の対策について。

急に乾燥肌になったり、顔が突然カサカサした時の対策は、つぎの5つです!

    突然の乾燥肌の5つの対策
  1. 洗顔する時の水温を下げる
  2. ダブル洗顔をしない
  3. 洗顔や入浴の後、間髪入れずにスキンケアする
  4. 油性の保湿クリームを使う
  5. 保湿クリームの量を増やす

それぞれ見て行きましょう!

洗顔する時の水温を下げる

急に乾燥肌になった時の対策の1つ目は、洗顔する時の水温を下げること!

洗顔する水温が高すぎると、肌の脂を抜き切ってしまいます。

これを繰り返してしまうと、肌のバリア機構や肌の保湿機構を壊して行ってしまいます。


洗顔後のお肌の断面図
台所で皿洗いなどをする時に、冷たいからといって高温のお湯で洗っていると、どんどん手が荒れて行きますよね?

顔の上でも、それと同じ事が起きているという事ですね。

洗顔するお湯の温度は、バスタブのお湯やシャワーのお湯と同じ温度だと、じつはかなり高過ぎます。

バスタブやシャワーの温度は、寒い季節だと40度強になると思います。

でも、洗顔に適してるのは30〜35度ぐらいまでです!


これは、温水プールの温度ぐらい。

顔に付けると「冷たい?」とか「ヒヤッ」と感じる程度のぬるま湯になります。

この点、注意が必要かもしれませんね。

高温のお湯とぬるめのお湯

ダブル洗顔をしない

2つめの対策は、ダブル洗顔をしないこと!

クレンジング→石鹸洗顔 のいわゆるW洗顔は、あまりオススメできません。

洗浄力が強すぎて、肌のバリア機構や保湿機構を壊してしまいます。


ダブル洗顔後のお肌の断面図

洗浄力をなるべく抑える事で、肌の乾燥を防げるかと思います。

基本的には、落ちやすい薄いメイクをして、1度の石鹸洗顔だけでメイク落しを済ませてしまうというのが、 一番肌に刺激が少ないと思います。

どうしても、クレンジングを使う場合は、クレンジングの後は石鹸を使わずに、 ただのぬるま湯で洗顔すると良いかと思います。

ただし、コレは、クレンジングの種類にもよります。

なかにはそのまま肌に残っていると刺激が強いタイプもありますので、そのあたりはお使いのクレンジングの説明書を確認してみてください。

とにかく、洗い過ぎない事が重要です!

洗顔や入浴の後、間髪入れずにスキンケアする

急に乾燥肌になった時の3つ目の対策は、洗顔や入浴の後、間髪入れずにスキンケアすること!

空気の湿度が30%以下になると、空気は肌から水分を奪おうとします。

ただ、人間の肌は、皮脂膜という油膜のバリアを持っているため、乾燥時期でも水分を維持できています。

洗顔や入浴をすると、肌のバリア「皮脂膜」も一緒に洗い流してしまうので、スゴイ勢いで肌から水分が抜け出ています。

入浴や洗顔の後に、間髪入れずにスキンケアをすることで、肌からの水分の蒸発を、少しでも防いであげましょう!


なるべく急いで化粧水・美容液と肌に入れて、最後にクリームでピタッとフタをする!

こうしてあげれば、乾燥した時期でも、肌からの水分の蒸発を最小限に防げますよね?

湿度が低い際のお肌の断面図

油性の保湿クリームを使う

クリームを使わない? 4つ目の対策は、油性の保湿クリームを使うこと!

最近、お客さまの中で、「クリームを使わない!」という方が多い事に、少しビックリしています。

コレは、ジェルや粘度の高い化粧水などが、人気になっていたり、一部のメーカーさんなどが謳っている、オイルは使わない方が良いという、アンチオイルキャンペーンのせいなのでしょうか?

いずれの場合も、オイルを使わないためには、ジェル系の物が使われる場合が多いんですね。

ジェル系の基材の中身って、合成ポリマーと言って、簡単に言うと紙オムツの中身やサランラップみたいな物。

お肌の内側が砂漠化 ジェル系の化粧品を使うと、肌がツルツルになった感じがするのは、サランラップでコーティングしたような状態になるからなんです。

さらに、紙オムツの中身のように、たくさんの水をまとってコーティングするので、何かプルプルになった感じもするんですね。

ココまでの説明で分かると思うのですが、ジェル系のスキンケアって、メイクアップ的な発想のスキンケアなのかも?

本当の肌がキレイになる訳じゃなく、コーティングを使って、肌がキレイになったように見せかけるスキンケア?

「別にメイクアップ的なスキンケアでも良いじゃない!」なんて方も、いらっしゃるかと思います。

でも実は、水分を含んだジェルで肌をコーティングしていると、見かけはプルプルなのですが、その裏で肌から水分が抜けて砂漠化してしまってる事に気付かない場合が多いんですね。

肌が乾燥している時はとくに、刺激が少なく保湿力の高いアイテムを使うと良いでしょう!

保湿クリームの量を増やす

ここまで読んでくると、クリームやオイルなどの油性化粧品の重要性をご理解頂けたと思います。

スキンケアの仕上げにクリームを使って、フタをするのは、肌の表面にある皮脂膜の代わりをさせようとしている訳ですよね?

夏などの暑い時期には、皮脂がたくさん分泌されるので、皮脂膜は肌を厚く覆っています。

ですので、この時期は、クリームも少なめで良いと思うんですね。

ところが、寒くなるにつれて、皮脂膜が薄くなって行くんですね。

しかも、薄くなる時期が一番乾燥が激しい時期だったりする訳です。

この時期にクリームを薄く塗っていたら、肌から水分が蒸発して行ってしまいますよね?

ですので、そんな時はやや厚めにクリームを塗るのが正解!

ベタ付がイヤという場合でも、上手に調整しながら肌を保護してあげると良いかと思います。

夏のお肌と冬のお肌

食べ物やストレスが原因になっていることも!

食べ物やストレスが原因になっていることも!

そして、最後に!

スキンケアの他にも、食べ物やストレスが急な乾燥肌の原因になっていることもあります。

  • 砂糖や糖質を摂りすぎないようにして
  • 天然塩などの質の良い塩を使い
  • トランス脂肪酸を避け
  • ストレスを上手にコントロールする

そんな、生活を心がけましょう!

それでも…

「どうしても顔が乾燥する!」

「保湿しても日中カサついてしまう…」

そんな時は、下記のページもチェックしてみてください!

まとめ

さてさて!

急に乾燥肌になったり、顔が突然カサカサした時の対策についてお話してきました。

突然のことに驚いて「頭がパニクってる!」なんて方もいるかと思います。

でも、今回お話したことの中から、思いあたることを冷静に一つ一つ対策してみてください!

きっと「あっ!コレだ!」なんて手ごたえをつかめるはずです。

ではでは、つぎは!

乾燥で肌がつっぱる時はどうする?なんてお話です。

チェック

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