とにかく保湿したい時の基本!
本当の保湿とは?潤い肌になる方法って?
肌をとにかく保湿したい!顔を潤したい気持ち分かるけど…
「細かいことはいいから、とにかく顔を保湿したい!」
女性の方に、案外多いのがそんなご意見。
この気持ち、すごく分かります!
でも、やみくもに保湿して逆効果!なんてことも、けっこうあるんです。
例えば、化粧水をつけすぎると、肌が逆に乾燥してしまう!ってご存知でしたか?
そんな事にならないためにも…
「そもそも、保湿って何なの?」
なんて、本当に簡単な基本だけでも、おさえておきたいですよね。
そもそも本当の肌の保湿とは?潤い肌になる方法って?
ではではさっそく、そもそも肌の保湿とは?
本当の潤い肌なる方法は?なんてお話について!
保湿とは、肌の潤いをしっかり保つこと。
肌の中にたっぷり水分があって、それが油分のフタで蒸発から守られている状態ですね。
こんな風に言うと、スキンケアをイメージする方が多いかと思います。
でもじつは、スキンケアはあくまでサポート!
本当の保湿とは?
肌がもともと持っている「潤いを保つチカラ」を最大限に生かしてあげることなんです。
そして、本当の潤い肌になる方法は?
肌が潤いを保つ仕組みをしっかり理解して、スキンケアで適度にサポートしてあげること!
なるほど!
「肌自身の潤いを保つチカラ」を補助するスキンケアが、大切ってことね。
肌の潤いを保つ仕組みについて
ではでは、つぎに肌の潤いを保つ仕組みについて!
肌はどのように、自らの潤いを守っているのでしょうか?
瑞々しく健康な肌の角質層は、約20%の水分を保持していると言われています。
この水分量を保つために、角質は独自の保湿システムを持っています!
この保湿システムの中で、重要な役割を果たすのがじつは、NMF・細胞間脂質・皮脂膜です。
まずは、下の図をごらんください!
ピンクの長方形が角質細胞です。
この角質細胞の中で!
水分と結合し、蒸発しにくい結合水を作ります。
しっかりと水分を抱き込み、角質細胞からの水分の流出を防いでいます。
フタを作り、細胞間脂質が引き込んだ水分の蒸発を防いでいます。
肌の保湿システムって、うまく出来ていますよね?
なるほど!
肌の水分って、NMF・細胞間脂質・皮脂膜で、3重に守られてるのね?
肌の潤いを保つ3つの保湿成分
それではつぎに、肌の潤いを守ってくれる大切な3つの保湿成分について!
さらに詳しく見ていきましょう!
-
POINT!
- NMF
- 細胞間脂質
- 皮脂膜
NMFとは?
おもに、角質細胞内にある保湿因子の事。
角質細胞内で、水分をキャッチする役割を担っています。
水分と結合し、結合水という蒸発しにくい水分を作って、水分を細胞内に保持します。
細胞間脂質とは?
角質細胞の隙間にある、セラミドなどの脂質の事。
角質細胞から水分が流出しないように、防波堤のような役割を担っています。
細胞の間に水分を引き込み、角質細胞からの水分流出を防いでいます。
皮脂膜とは?
肌の表面を覆っている、汗と皮脂が混ざり合った天然のクリームの事。
肌の表面を覆う事によって、水分蒸発を防ぐフタのような役割を担っています。
まとめ
さてさて、肌の保湿とは?なんてテーマで、肌の潤いを保つ仕組みについて詳しく見てきました。
やっぱり人間の体って、本当に優秀でよく出来てますよね?
その優秀さを生かして、肌の潤いを守るためには…
-
POINT!
- なるべく肌本来のチカラを邪魔しない!
- それでいてしっかり保湿をサポートする!
…そんなスキンケアを心がけたいですね。
ちなみに!
肌本来のチカラを邪魔しない!ナチュラルなスキンケアアイテムはこちら!
ではでは、つぎは!
そのあたりをふまえた、上手な保湿ケアについてのお話です。
動画での解説
この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。
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