夏の顔汗のベタベタ解消!
顔のベタつきの原因と対策&対処法
今回のテーマは、顔のベタベタ対策について!
夏に顔がベタつく本当の原因は?
顔のベタつきを解消する対処法は?
なんてお話です!
最近、お客様から、こんなご質問を頂くようになっています。
『暑くなってきたせいか、顔のべたつきが気になりはじめました。』
『何か良い対策とか、解消法はありませんか?』
夏などの暑い季節は、とくに顔のベタべタ感、気になりますよね?
あんまり気になってしまって、ティッシュやあぶら取り紙などでおさえたり、洗顔料で何度も顔を洗ったりしてしまいがちです。
でも、本当にそんな方法でよいのでしょうか?
このページでは、夏の顔のべたつきを解消する対処法をまとめました!
4分ほどで、すぐに読めると思います。
どうぞ、最後までおつき合いください!
顔がべたつく原因は?拭いてもベタベタなのはなぜ?
「顔がベタつく」なんて聞くと、まず1番に思い浮かぶ原因は、「皮脂」ではないでしょうか?
皮脂は、寒い時期と比べれば、もちろん暑い季節の方が、全然多くなります。
でも、肌が乾燥したり、傷んでいたり、敏感肌に傾いてさえいなければ、年間通してそこまで分泌量は変わりません。
じつは、夏の顔のべたつきの一番の原因は、なんと言っても「汗」なんです。
『えっ?でも、汗って、ほとんど水分でしょ?』
『どうして、ベタついちゃうの?』
じつは、汗には!
「べたつく汗」と「べたつかない汗」があるんですよー。
べたつく汗とべたつかない汗
体温が上がり過ぎると、人は汗をかいて体温を調節しようとします。
ますは、血中から水分を取り込み、それを一気に汗腺に送り込みます。
この時に、塩分をはじめ、たくさんのミネラル分も一緒に汗腺に送り込まれるのですが。。。
汗腺が働いていれば、塩分やミネラルをしっかり血液に戻してくれます。
こういう汗には、水分とほんの少しの塩分しか含まれていないので、サラサラした感触の汗になります。
ところが、しっかり汗腺が働いていないと、この塩分やミネラルがそのまま汗と一緒に流れだしてしまう訳です。
じつは、このミネラルがベタつきの一番の原因!
しかも、ミネラルが肌に大量に流れ出すと、肌がアルカリ性に傾きます。
そして、ミネラルが雑菌や悪玉菌の恰好のエサになってしまいます。
アルカリ性でエサがたくさんなんて環境になる訳ですから、肌の上では、当然雑菌や悪玉菌が大繁殖してしまいます。
結果!
「顔がかゆい!」とか「超、汗臭い!」なんて事になる訳ですね。
つまり、何が言いたいかというと。。。
汗腺が働いている時の汗は、サラサラ!
でも、汗腺が働いていないと、ベタベタ!
しかも、放っておくと、痒くなったり臭くなったりするって事。
こうやって考えてくると、夏の顔のべたつきの対策や解消法が見えて来ましたね?
そう!
まずは、とりあえずの解消法として、汗のべたつきを上手に拭き取る!
そして、最終的には、汗腺の機能を高めて、べたつく汗をかかないようにする!
そんな方法が、ベストな対策なのではないでしょうか?
夏の顔のベタつき解消!正しい汗の拭き方と対処法
汗をかいた時、一番一般的な方法は、乾いたタオルやハンカチで拭く感じでしょうか?
そして、スキンケアに詳しい方なら、汗でふやけた角質が剥がれてシミや敏感肌の原因にならないように、気を配りますよね?
そう、乾いたタオルで押さえるように汗を吸い取る感じ?
水分が多いサラサラの汗の場合、この基本的な汗の拭き方で、しっかり水分が吸い取れるのでOKです。
でも、べたつく汗の場合、ちょっとだけ対処法が変わります!
水分を吸い取っても、べたつき・カユミ・臭いの原因になるミネラルが肌に残ってしまうからです。
そこで、どうするかと言うと、一番良い方法が、拭かないで水洗いしてしまう事!
洗顔料を使えば?なんて声が聞こえそうですが、汗をかくたびに洗顔料を使っていたら、肌が洗顔負けしてヒリヒリしてしまいます。
もちろん、水洗いの時も、擦り洗いしないように、バシャバシャという感じで。
ミネラルを洗い流しさえすれば良いのですから。
すぐに、「水洗い出来ない!」なんて時は、顔に霧吹きをして、固く搾った濡れタオルで強く擦らないように拭いて、ミネラルを取り除いてあげる事。
さらに、「霧吹きなんて用意出来ない!」とか「メイクしているからムリ!」なんて時は、濡れタオルで角質を剥がさないようにそっと、ミネラル分を取り除いてあげてください。
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サラサラ汗の拭き方
- 乾いたタオルなどで、角質を剥がさないよう、押さえるように汗を吸い取る
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べたつく汗の拭き方&解消法
- 拭かないで水洗いする
- 顔に霧吹きして濡れタオルで拭く
- 濡れタオルで拭く
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NGな方法
- ウェットティッシュで何度も拭く
- 洗顔料で何度も洗う
本当の対策は、べたつく汗をかかないようにする事!
次に、こちらが大本命!
かいてしまったべたつく汗に対処するよりも、そもそもべたつく汗をかかないようしてしまいましょう。
汗がべたつく本当の原因は、汗腺がしっかり働いていないからでしたよね?
っという事は、そう!
汗腺を働かせる事が、一番のべたつき対策になる訳です。
そこで、まずは、あまり長時間エアコンにあたらないようにする事!
オフィスや室内で1日中エアコンにあたっていると、汗をかかずに汗腺は休みっぱなし。
外に出て、いきなり暑くなったとしても、休みに慣れた汗腺が機能出来なくなってしまう訳ですね。
次に、ウォーキングなど、適度に有酸素系の運動を取り入れて、とにかくスポーツで汗を流す習慣をつける事。
そして、夏場でも、バスタブにつかる事!
ぬるめのお湯や半身浴でも充分ですので、ゆったりリラックスしながら、汗腺をしっかり開かせてあげてください。
こうしてリラックスする事で、副交感神経が優勢になって、自律神経のバランスが良くなり、結果お肌や体にとっても、大きなプラスになるでしょう。
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べたつく汗をかかないようにする方法
- エアコンにあたり過ぎない
- 軽い運動で汗を流す習慣をつける
- 夏場でも、バスタブにつかる
夏のスキンケアがべたつく時おすすめの対策
それでは、最後に!
汗じゃなく、夏のスキンケアがべたつく時におすすめの対策について。
まずは、何よりも保湿しすぎないこと!
夏の保湿しすぎは、肌の乾燥を招いてさらに肌をべたつかせる原因になります。
そして!
保湿クリームをさっぱり系のアイテムに変える!
なんて方法もあるかと思うのですが…
おすすめは、じつはホホバオイル!
ホホバオイルの主成分は、ワックスエステルというワックス成分。
クリームのようにしっかり肌にフタをしてくれるのに、サラサラであまりベタつきません!
化粧水や美容液の後に、ホホバオイルを塗る!
そんな、シンプルなスキンケアで夏を乗り切りたいですね。
ちなみに!
ホホバオイルは、美肌菌を育てるオーガニックで無添加なタイプがおすすめです。
ではでは、つぎは!
おでこの脂がぬるぬるで、前髪がベッタリしてしまうような時はどうする?なんてお話です。
動画での解説
この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。
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