アトピーの原因は腸?腸内環境の改善でアトピーが治ったって本当?

アトピーの原因は腸?
腸内環境の改善でアトピーが治ったって本当?

アトピーの本当の原因って、腸にあるの?今回のテーマは、アトピーと腸内環境について!

アトピー性皮膚炎って、まだ全容が解明されていない部分がありますよね?

原因についても、異物や化学物質、真菌や雑菌、遺伝などいろいろ言われています。

でも、最近の研究で、ハッキリ分かって来たことがあります。

それは、アトピーの原因は腸にあるのではないか?ってこと!

このページでは、アトピーの本当の原因は腸なの?

腸内環境の改善が、アトピーに効果的って本当?

なんてことについて、論文などの確かなデータをもとに簡単にまとめました!

肌美先生
肌美先生
スペシャリスト

3分ほどで、すぐに読み終わると思います。
ぜひ最後までおつき合いください!

アトピーの原因は腸にあるって本当?

過去に指摘されたアトピーの原因はアレルゲンばかり

アトピーと言えば、皮膚炎という名前のとおり、昔は肌の問題と思われていました。

肌に何らかの問題があって、ダニやハウスダスト、体にたまった物質、細菌などに反応を起こしてしまうという感じでしょうか?

つまり、アトピーの原因は、異物や化学物質、雑菌やカビと思われていた訳ですね。

    過去の研究結果
  • アトピーの原因は、ダニ、ハウスダストなどの異物
  • 体に溜まった化学物質
  • 雑菌やカビ

ところが、2005年頃になると、少し様子が変わってきます!

腸内環境の改善が、アトピーの予防と改善に有効なのでは?

そんな研究結果が、ぞくぞくと発表されはじめます。

そして、最近では…

アトピーの原因は腸にある!ということが、ほぼ常識になりつつあります。

    現在の研究結果
  • アトピーの原因は腸内環境の悪化

※参考 研究発表(外部リンク PDF)
アトピー性皮膚炎治療の未来|日本医科大学医学会

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腸内環境の改善でアトピーが治ったって本当?

腸内環境の改善でアトピーが治ったって本当?

っとこんな感じで、アトピーの原因が腸にある!というのが常識化してる訳ですが。

ただ、それでも…

「腸内環境の改善でアトピーが治ったって、話は聞くけど本当?」

「ちょっと、信じられないんだけど。」

そんな風に感じている方も、多いのではないでしょうか?

じつはですね、実際に腸内環境の改善でアトピーが治ったという研究報告、かなり多いんですよ!

というのも、アトピーの方の腸内細菌が、普通の人とちょっと違っていて。

腸内細菌を調整してあげることで、アトピーが良くなることが分かっているからなんです!


アトピーと腸内細菌

アトピーの原因は、免疫が集中する腸にあるのでは?

じつは、アトピー肌の方の腸内細菌を、色々なケースで調べた結果…

こんな傾向があることが、分かったそうです!

    POINT!
  1. 乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が極端に少ない
  2. 大腸菌や黄色ブドウ球菌などの悪玉菌が多い

つまり、アトピー肌の方の腸内細菌は、善玉菌が極端に少なく、悪玉菌が多い状態ということ!

こうなってしまうと、体の免疫の70%が集中しているのが腸なので、免疫機能はガタガタ。

しかも、悪玉菌が吐き出す毒素が肌にまわって、肌トラブルや炎症だらけになってしまいます。

そこで!
腸内の乳酸菌を増やしたり、ビフィズス菌を増やす研究がはじまる訳なんです。

※参考 外部リンク
腸内細菌が皮膚生理に及ぼす影響(研究発表 PDF)
小児アレルギー疾患と腸内細菌叢(論文)

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乳酸菌とアトピー

様々な機関がアトピーと乳酸菌の関係を研究

2007年の東京大学の研究発表では、乳酸菌を摂るとアトピーがおさまることが報告されています。

乳酸菌にはアレルギーを抑制する機能や、免疫を調節する機能があり。

1997年~2006年までの数々の実験で、アトピーの改善事例があったそうです。

さらに2010年には、カルピスで有名なL-92乳酸菌に抗アレルギー作用があり、アトピーの改善に有効!という指摘があります。

※参考(外部リンク)
乳酸菌の免疫調節機能|東京大学(研究発表 PDF)
Lactobacillus acidophilus L-92 株の抗アレルギー作用について(論文)

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ビフィズス菌とアトピー

もちろんビフィズス菌の分野でも、研究が進んでいます!

2012年には、アトピーの乳幼児に対するビフィズス菌の効果について発表がありました。

アトピーの乳幼児に、ビフィズス菌とビフィズス菌のエサになるオリゴ糖を摂らせたところ、明らかに症状が改善したそうです。

さらに2014年には、医薬品基準の厳しい実験で、成人型のアトピーにもビフィズス菌が有効なことが分かっています。

※参考 論文(外部リンク)
アレルギー疾患発症における腸内細菌ビフィズス菌の役割―乳幼児アトピー性皮膚炎におけるオリゴ糖のプレバイオティクス効果
Antipruritic effects of the probiotic strain LKM512 in adults with atopic dermatitis.

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腸内環境のバランスが崩れるのはなぜ?



さてさて、こんな感じで見てくると…

腸内環境のバランスが崩れて乳酸菌やビフィズス菌が減ると、アトピーになるらしい。

そんな事が、分かって来ますよね?

ではでは、そもそもどうして腸内環境のバランスが崩れてしまうのでしょうか?

じつは、一番の原因は抗生物質!ということが分かって来ています。


2014年の筑波大学の研究発表などによれば、
抗生物質を使用すると、殺菌作用により善玉菌が減少し、腸内細菌のバランスが崩れることが指摘されています。

善玉菌が減った腸内では、カンジダ(真菌)などの悪玉菌が増殖!

アトピーや喘息のアレルギーが、悪化するという仕組みが分かって来ました。


抗生物質と腸の関係

さらに2010年の論文では、こんな指摘もあります!

農薬や遺伝子組み替え作物、抗生物質などの殺菌成分が、腸内環境を悪化させている。

さらに1983年と2015年の論文では…

防腐剤や保存料、乳化剤などの食品添加物などの殺菌成分を摂ると、腸内細菌が減って腸内環境が悪化することも分かっています。

育子ちゃん
育子ちゃん
@勉強中

なるほど!
抗生物質や防腐剤、保存料、乳化剤のような殺菌成分はダメ!ってことね。

※参考(外部リンク)
腸内細菌のバランスの乱れが、喘息を悪化させるメカニズムを解明(筑波大学|研究発表)
腸内細菌に食物アレルギー改善効果の可能性、研究(AFPBB News)

Intestinal microflora and clinical application of probiotics(論文)
保存料およびグリシンの腸内細菌発育抑制作用について(論文 PDF)
食物中の乳化剤はマウスの腸内細菌叢に影響し,大腸炎やメタボリックシンドロームを引き起こす

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まとめ

肌美先生
肌美先生
スペシャリスト

さてさて!
少し長くなりましたので、この辺でまとめますね。

これまでの研究結果をまとめて行くと、こんな感じになるでしょうか?

アトピーの原因が腸にあるって本当?
本当! 腸内環境の改善でアトピーがおさまる。
アトピー発症のステップは?
1,腸内環境のバランスが崩れる
2,乳酸菌やビフィズス菌が減って悪玉菌が増える
3.アトピーへ
腸内環境のバランスが崩れる理由は?
抗生物質や防腐剤、保存料、乳化剤のような殺菌成分
アトピー改善に有効とされる方法は?
乳酸菌を摂る
ビフィズス菌を摂る

最新のデータでは、こんな結論になって来ているそうです!

アトピーの本当の原因は、抗生物質、保存料、防腐剤、残留農薬、酸化防止剤などによる、腸内の善玉菌の殺菌では?

ではでは次は!

食べ物だけじゃなく、化粧品も殺菌成分が入っていない無添加が良いかも?なんてお話です!

チェック

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動画での解説

なお、ここまでの内容を、ご紹介した動画もご用意しています。

知識をしっかり整理したい!なんて方は、ぜひご覧ください!

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ヨシ

この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。


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