基礎化粧品って、どうして使うの?
基礎化粧品を使う目的と言ったら、「お肌を美しく保つため」ですよね?
ではでは、美しいお肌の条件といったら、どんなイメージでしょうか?
ゆでたまごみたいにツルツルなお肌でしょうか?
それとも、赤ちゃんのようにプルプルなお肌?
いずれにしても、そんな美しいお肌に共通しているのは、瑞々しくハリがあって、柔らかくキメが整っている!
そんなお肌ではないでしょうか?
ではでは、そんな美しいお肌と、そうでないお肌の違いって何でしょうか?
コレは一言で言ってしまうと、角質上層部の「水分量」の違いになるんですよー。
ですので基礎化粧品も、ある意味いかにお肌に水分を閉じ込められるのか?というのが最大のテーマの一つになっているんですね。
基礎化粧品それぞれも、そんなテーマで作られていたりするんですよー。
基礎化粧品それぞれの役割は?
化粧水の役割
水分やミネラルなどをお肌に補給するとともに、お肌を充分にふやかせて、次の美容液の成分を取り込みやすくする。
美容液の役割
化粧水で補った水分をしっかりキャッチするとともに、保湿力を賦活する成分をお肌へ浸透させ、お肌の元気を取り戻す。
クリームの役割
油膜のバリアとなって水分の蒸発を防ぐとともに、角質上層部をしなやかにする。
化粧水の役割は「水分を補う事」
ただ普通の水ですと、角質上層部にも浸透しませんので、浸透が良くなるような工夫がされています!
さらに、化粧水で水分を補うだけで良いのか?というと、それだけですと、何度も蒸発を繰り返し、逆に乾燥して成分だけが残り、お肌が突っ張ってしまう事になってしまうんですね。
そこで、美容液が登場します。
美容液の役割は、補った水分をキャッチする事!
保水といった感じでしょうか?
化粧水で補った水分を、角質に留めるような成分が入っています。
化粧水で補った水分を美容液でしっかりキャッチしたら、最後に、クリームでお肌の表面に油膜を張って、蒸発を防止します。
こんな感じで、角質上層部に水分をしっかり閉じ込めてしまうのが、ベストなスキンケアなんですねー。
そんな事をふまえながら、トライアルセットを上手にお使い頂ければ幸いです!
トライアルセットの上手な使い方
1,お風呂上りなどに、化粧水(ローション)を手に取ってお肌にのせます。
肌質によっても違いますが、手に取った時に500円玉くらいの大きさになる量が適量です。
(お肌に入ったら、さらに手に取ってお肌にのせる!っと何度か繰り返すのがコツです)
2,美容液(エッセンス)を手に取ってお肌に入れて行きます。
手に取った時に10円玉くらいの大きさになるのが適量。
(お肌を充分にふやけさせたところで、エッセンスをのせるのがコツです)
3,美容液が乾き切る前に、クリームを優しくお肌に塗りこみます。
肌質によっても違いますが、小指の先ぐらいの量が適量です。
この時に、水分が乾き切る前にクリームを塗るのがコツなんですね。
お肌に残った水分とクリームを、お肌の上で混ぜるようにしてクリームをのばすと、薄くキレイに仕上がります。
(クリームは、水分の蒸発を防ぐフタと考えてください。潤いをしっかりお肌に閉じ込めてしまいましょう!)
この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。
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